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長岡大学通信 電子版 Vol.18

2025年12月6日(土)にホテルニューオータニ長岡 NCホール で開催された、2025年度の「学生による地域活性化プログラム」成果発表会での各ゼミナールの今年度の活動概要や発表概要をお知らせします。
第三段は、全10ゼミナール中、2ゼミナールをご紹介です。
01|長岡を学びの豊かなマチにしていこう! (權ゼミナール)


グローバル化の陰で広がる地域格差と、私たちの挑戦
1. 経済分析から見えた地域格差の現状 グローバル化により世界規模では「フラット化(格差縮小)」が進む一方、日本国内では東京と地方(新潟県など)の経済・人口格差が広がっています。權ゼミの調査では、以下の3点が格差を拡大させていることが分かりました。
- 産業構造:高付加価値なサービス業が東京に集中し、若者の流出を招いている。
- 株式投資:近年の株価上昇の恩恵が大都市圏に偏り、地域間の資産格差を広げている。
- 企業の海外進出:かつて地方を支えていた大企業の拠点が海外へ移り、地方経済の基盤が揺らいでいる。
2. 長岡の魅力を再発見する取り組み この現状を打破するため、私たちは「自分たちに何ができるか」を考え、長岡独自の資源である歴史的遺産「十分杯(じゅうぶんぱい/はい)」に着目しました。 その魅力を伝えるため、「長岡酒の陣」や「摂田屋Shu*Kura(快速列車)」といったイベントで精力的に広報活動を展開。さらに、長谷川陶器様の協力を得て、長岡花火の筒をイメージした新しいデザインの「十分杯」の試作にも成功しました。
3. 活動の総括と今後の展望 クラウドファンディングへの挑戦では、長岡信用金庫様の支援を受けつつも、準備不足により実現にはいたりませんでした。しかし、活動を通じて「地域資源の活用が地方活性化の原動力になる」という一つの可能性を証明できたと考えています。








02|トチオノアカリと域外との協働による地域ブランディング (石川ゼミナール)


2025年度の石川ゼミの活動テーマは7年目の栃尾地区活性化です。「栃尾地区のブランディング」とその土台となる「地域での交流人口と滞留人口の増加」が目標です。
具体的な活動は下記の3本柱でした。
- トチオノアカリ本イベントの活性化
- 岐阜県大垣市との域外連携プロジェクトの推進
- 栃尾繊維のPR
1.トチオノアカリ本イベントの活性化
今年度は「トチオノアカリ」の10周年の節目の年でした。下記の項目に特に力を入れて、9月の本イベント(2025/9/27-28)の盛り上げに貢献しました。
- 雁木通りの空き店舗と栃尾商工会ビルでのインスタレーション展
- 雁木通りのスタンプラリー
- 栃尾繊維の缶バッジワークショップ
雁木通りの空き店舗と栃尾商工会ビルでのインスタレーション展
栃尾地区の子どもたちと連携して栃尾和紙活用による夜の「花畑」の展示、およびネオンやブラックライトを使った「宇宙」の展示に挑戦しました。二日間で両会場あわせ2,000人以上の方に来場いただけました。
栃尾繊維の缶バッジワークショップ
缶バッジワークショップは、栃尾繊維のPR活動の一環で開催した取組です。繊維産業にリードされ発展してきた歴史を持つ栃尾地区の復活を目指した挑戦です。来場者に栃尾繊維に触れてもらうことで広報を進めようと企画した取組でした。イベント当日、缶バッジ作りをサポートする人員配置に課題が残りましたが、二日間で来場者に47個の缶バッジを制作いただけて、栃尾繊維PRの第一歩となりました。

2.岐阜県大垣市との域外連携プロジェクトの推進
岐阜県大垣市との域外連携プロジェクトは、3年目の挑戦でした。同じ灯りイベントである「トチオノアカリ」と大垣市「万灯流し」の地域を越えたコラボによる話題作り、域外での栃尾PR活動です。
今年度は、万灯流し(2025/8/2)に出向いて、「栃尾の油揚」「越乃景虎」の現地販売を試みました。「越乃景虎」は栃尾地区の銘醸です。ほぼ完売に近い成果で、栃尾物産のPRに貢献できたと思います。
現地では、昨年度の引き続いて大垣市内の岐阜協立大学との協働して、「万灯流し」のサポートに取り組むことができました。
石川ゼミは今後も栃尾地区のブランディングに取り組んで参ります。








