― 地域の文化を体験し、発信する ―

9月20日、權ゼミナールⅢ・Ⅳの学生たちは、アオーレ長岡で開催された「越後長岡酒の陣2025」に出店しました。このイベントは、長岡地域の酒蔵や食品関連企業が一堂に会し、地元の魅力を発信する催しとして開催され、当日は多くの来場者でにぎわいました。

權ゼミでは、長岡文化の紹介の一環として、長岡にゆかりのある酒器「十分杯（じゅうぶんぱい）」をテーマにブースを出展しました。学生たちは、来場者に十分杯の歴史的背景や、「満ちれば欠く」「足るを知る」といった戒めの教訓を紹介しながら、実際に器を手に取ってもらい、長岡文化への関心を深める活動を行いました。

当日は予想を上回る反響があり、多くの来場者が足を止めて学生の説明に耳を傾けてくださいました。学生からは、「地域の方々と直接対話できたことが何よりの学びになった」、「長岡の文化を自分たちの言葉で伝える難しさとやりがいを感じた」といった感想が寄せられました。 今回の出店を通じて、学生たちは「地域に根ざした学び」を実践的に体験することができました。

權ゼミでは今後も、地域文化の継承と発信を目的とした活動を継続していく予定です。