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長岡大学通信
2024年12月17日

長岡大学通信 電子版 Vol.11

2024年12月7日(土)にホテルニューオータニ長岡 NCホール で開催された、2024年度の「学生による地域活性化プログラム」成果発表会での各ゼミナールの今年度の活動概要や発表概要をお知らせします。
第一段は、全10ゼミナール中、3ゼミナールをご紹介です。


成果発表会の模様は、下記の日時にケーブルテレビNCT 11ch で特別番組として放送予定です。そちらもぜひご覧ください。

特別番組 2024年度「学生による地域活性化プログラム」成果発表会

前編 2025年1月25日(土)19:00~21:00 放送
後編 2025年1月26日(日)19:00~21:00 放送

スマホアプリ「NCTコネクト」からもご覧いただけます。
「コネクトテレビ」テレビと同じ時間
「コネクトビデオ」1週間限定配信


01|新潟のフードビジネスにチャレンジ (百合岡ゼミナール)

百合岡ゼミでは、「新潟のフードビジネスにチャレンジ」をテーマに、商品開発に取り組んでいます。
今年は、「クラフト飲料」の開発を目指し、新潟市中央区にある「ジマン醤油」で有名な老舗しょうゆメーカー、新潟醤油さまの協力のもと商品企画から商品開発に取り組みました。

濱田社長からのアドバイス

商品開発における3つの視点は、第1 社会課題や地域課題を認識、第2 「新潟らしさ」、第3 学生ならではの目線とし、以下、基本スケジュールをもとに活動をすすめてきました。

今年度は、産業・業界、競合・売り場の視点からさまざまな商品アイデアの検討をすすめていったところ、各チームから1つずつの商品企画が提示されました。

チーム名称
産業・業界A越後桃次郎ドリンク(越後姫)
産業・業界B村上茶ラテ
産業・業界C枝豆プロテイン
競合・売り場Aアロニアシロップ
競合・売り場Bホエイラッシー
競合・売り場Cラーメンスープ(生姜醤油、味噌)
各チームから提示された商品企画名

企画した商品に対して、消費者がどのような評価をするのかについてメディアシップさまを会場にアンケートを実施したところ、いずれも市場性があるものとして評価が得られました。なお、クラフト飲料に対する「好き・嫌い」を確認したところ、「嫌い」と答えた人がいなかったことから、魅力的なクラフト飲料ができれば、市場に受け入れてもらえると自信を持つことができました。

メディアシップさまでのアンケートの様子

このため、企画した商品について試作を依頼、実際に出来上がった商品のなかから開発する商品を選定しました。 このプロセスを経て選定されたのが、クラフト飲料「飲むラーメンスープ」です。

試作品①
試作品②

2回目の試作では、この商品がどのように評価されるかだけではなく、生姜感について消費者の好みを確認できるよう、違う量の商品を3種類準備していただき飲み比べを行いました。
地元の人が日常的な買い物を行う原信美沢店さまと、県外から来た人にお土産品を販売するぽん酒館長岡驛店さまの協力いただき、アンケート調査を実施しました。

試作品アンケート調査の様子
原信美沢店さま
ぽん酒館長岡驛店さま

実際に試飲をした方からのアンケート結果としては、買いたいという回答をされた方が、ともに74%となりました。

また、購入目的は原信美沢店さまでは、48%が自分用、29%がお土産用となり、ぽん酒館長岡驛店さまでは、同51%、同17%となり、自分用に購入する商品として適していることが確認できました。

このため、身近な商品として買いやすくするため、商品パッケージの見直しを行い、1杯ずつ飲める小袋サイズとしました。これをバラで販売する方法を基本に、お土産店などで販売する4個入りのケース入りとすることで、買いやすい商品になると工夫をしました。

また、ドリンクであることを強調できるラベルデザインをStripesの大川さまの協力を得て作成できました。

小袋(イメージ)
商品ラベル(初期デザイン)

多くの方からの協力を得て、2025年2月の商品販売に向けた準備をすすめています。

これからはプレスリリースはじめ、広く発信することに取り組んでいきたいと思います。


02|地域の小学校や民間教室と連動した情報教育の推進 (李ゼミナール)

李ゼミナールは2021年から3年間、活動されました高島ゼミナールを引きついで地域の小学校や民間教室と連動した情報教育の推進の活動を行いました。

本年度は昨年実施ができなかった出前授業に力を入れて、p.g.camp様の協力で東谷小学校と新組小学校の2校で実施ができました。

実施後のアンケートから満足できたとの言葉を頂戴しました。他にも、Scratchを利用した教材の作成も行いました。作成された教材は来年度、作成した教材で小学生を対象にプログラミング教室を開催しようと考えています。

李ゼミナールでは、「長岡市の平均所得を上げる」という長期的な目標を達成するために、今までの児童向けの活動とは違うアプローチもしようと考えています。

  1. 今年度行ったドローンを使った出前授業は来年度も活動を続けるとともに、李ゼミナールでもドローンを購入し、外部企業との連携が無くても同じような活動ができる体制づくりをしようと思っています。
  2. ミライエ長岡でのプログラミング教室の開催です。
  3. 新しい地域活性化の活動として、地元の中小企業・零細企業を対象としたホームページ作成を活動内容に加える予定です。

03|キャンプ・アウトドアをキーワードにした地域活性化への取り組み (坂井ゼミナール)

坂井ゼミナールでは、新潟県の豊かな自然や食べ物がおいしいことなどを活かし、「キャンプ」と「アウトドア」をキーワードに地域活性化を目指し取り組んでいます。
地域活性化のストーリーは以下の図の通りです。

今年度も昨年度に引き続き、新潟県長岡地域振興局に加え、県内11の地域振興局が広域的に連携して進めている「にいがたキャンプ市場活性化プロジェクト」と共にキャンプ・アウトドアに興味・関心をもってもらうために実施されているイベント「ソトアソビ・ソトゴハン」に出展し、地域で活動を続けてきました。

今年度は、ゼミ独自に「焚き火体験+焼きマシュマロ」と「ジャイアント・ジェンガ」を出展し、アウトドアで楽しく遊ぶきっかけを提供し、キャンプ・アウトドアのライト層拡大を目指して活動をしました。
両出展では、子どもたちをはじめ多くの来場者に楽しんでもらえました。

その他、三条市にあるアウトドア用のナイフや鉈等を製造・販売する五十嵐刃物工業株式会社 と協働し、大学で学んだマーケティング等の知識を活かし販売促進の取り組みもしました。

今年度はイベントに直接出展することができ、参加者の様子などもより強く感じることができました。これらの情報を基に、来年度はさらにライト層の拡大を目指しつつ、キャンプ場への誘客のためのSNSでの情報発信や、キャンプ場周辺での消費喚起のためのおいしい食材や観光施設等の紹介をパッケージで進めていこうと考えているようです。

また、来年度も引き続き新潟県の事業として「にいがたキャンプ市場活性化プロジェクト」が継続される予定のため、協働して地域活性化を目指していきます。

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