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長岡大学通信 電子版 Vol.14

2024年12月7日(土)にホテルニューオータニ長岡 NCホール で開催された、2024年度の「学生による地域活性化プログラム」成果発表会での各ゼミナールの今年度の活動概要や発表概要をお知らせします。
第四段は、全10ゼミナール中、3ゼミナールをご紹介です。
01|グラスルーツグローバリゼーション―地域国際交流を通じ平和を目指す― (広田ゼミナール)


広田ゼミナールでは「グラスルーツグローバリゼーション-地域国際交流を通じ平和を目指す-」というテーマを掲げ、活動をしてきました。
近年、ウクライナ・ロシア間の戦争、パレスチナでの戦争など、多数の地域で戦争・紛争が勃発し多くの方が苦しんでいます。
わたしたちは、世界中の地域での「国家のわくを越えた人間と人間の交流」・「地域国際交流」こそが平和への道と確信しています。
今年度は、ブラジル・アメリカ・イギリス・ウクライナ・インド・ネパール・ミャンマー・モロッコといった、8ヵ国の方と交流することができました。
地域国際交流は世界平和の土台構築の意義と同時に、多様な世界に関する知識をゼミ生が学ぶ機会でもあります。
ブラジルからこられた、エドワードさん・クリスさんとの交流では、ブラジルがロシア・カナダ・アメリカ・中国についで世界第5位の国土面積をもつ人口2億人の南米の大国であることを学びました。また、1500年のポルトガル人・カブラルの到来以降、ブラジルは長い間、ポルトガル領の歴史をもち、世界中から多くの移民を受け入れてきたことを学習しました。
アメリカからこられた、バーゲットさんとの交流では、アメリカのジョージア州アトランタから、世界中で飲まれているコカ・コーラが誕生したことを教わりました。また、宣教師のバーゲットさんとの対話から、「天国に行くため、今よいおこないをする」というキリスト教の人生観を学びました。
モロッコからこられた、ザカリアさんとの交流では、モロッコは人口3,000万人のイスラム国で、ムラービト王朝・サアド王朝・現在のアラフィー王朝など、モロッコが王朝の歴史を重ねていることを学ぶことができました。



02|長岡市悠久山地区の活性化を考えよう―人の集まる場所づくり― (喬ゼミナール)


喬ゼミナールは昨年度に引き続き「長岡市悠久山地区の活性化を考えよう~人の集まる場所づくり~」をテーマに活動しました。
今年度は「悠久山プールの今後について」「悠久山房の見学」「悠久祭でのイベントの実施」「悠久山ツアー」の4つの活動を行いました。





03|栃尾地区活性化~トチオノアカリと域外との協働による地域ブランディング (石川ゼミナール)


2024年度の石川ゼミはこれまでに引き続いて、栃尾地区活性化に取り組みました。活動目標は「栃尾地区のブランディング」及びその土台となる「地域での交流人口と滞留人口の増加」です。
今年度の活動の2本柱は以下の通りです:
- 岐阜県大垣市との域外連携プロジェクトの推進
- トチオノアカリ本イベントの活性化
なお、「2.トチオノアカリ本イベントの活性化」の具体的な事業は下記の3つです:
- 雁木通りのギャラリーと空き店舗での展示
- フード事業と栃尾高校との高大連携
- ランプキット販売、スタンプラリー
これらのうち、「1.岐阜県大垣市との域外連携プロジェクトの推進」は昨年度開始した事業です。同じ灯りイベントである「トチオノアカリ」と大垣市「万灯流し」の地域を越えたコラボによる話題作り、域外での栃尾PRへの挑戦です。
今年度は、その中で大きな展開を実現できました。大垣市内の岐阜協立大学との協同体制の構築です。
5月、協働の企画書を作成して岐阜協立大学の学生課に直接相談した結果、同大学内のボランティアサークルを紹介いただけたのです。
以来、数回の「長岡大×岐阜協立大」ZOOM会議を実施し、万灯流し当日の現地で具体的な取り組み、およびその分業体制を詰めました。先方のサークル顧問の上尾先生にもご挨拶できました。

そうして迎えた万灯流し当日の8月3日、ゼミ生14名がアカリ協議会の方々と車で大垣市に向かいました。昨年度はゼミ生4名の出張でしたが、今年度は人数の大幅増で活動規模を大きく発展できました。
現地では、岐阜協立大のみなさんと力を合わせてテント設営などの準備に取り組み、「トチオノアカリ」とゼミ活動のPRパネル展示、トチオノアカリ版万灯の販売を実施できました。
さらには、昨年度実現できなかった「栃尾の油揚」の販売も実現できました。50枚用意した油揚は、開店早々に完売でき、栃尾の地域資源のPRへ貢献できた実感が得られました。
「2.トチオノアカリ本イベントの活性化」でも、これまでの活動を一層発展させました。今年度のトチオノアカリ本イベントは、2024年9月28日~29日の2日間でした。
そこでの取り組みの中から、ゼミ生全員で取り組んだ、栃尾地区のPTAとの連携による子どもたちの創作物の展示事業をご紹介します。
私たちは、今年度初の展示事業として、子どもたちには栃尾和紙に「海の生き物」を描いてもらい、それら800枚を壁に貼った「海の展示」を目指しました。来場者がブラックライトという特別なランプを持ち、海底散歩をしてもらうイメージです。紙に蛍光ペンで書いた絵や文字は、ブラックライトの光を当てると暗がりの中で鮮やかに反射します。その活用です。そうして完成した「海の展示」には、2日間で1,374人に来場いただけ、皆さんに好評でした。


また、昨年に続き、保護者の皆さんのメッセージフィルム600枚を、ギャラリー白昼堂堂に展示しました。2日間で1,854人の来場者に見学いただけました。
さらに今年度は、「トチオノアカリ」本イベントの終了後、10月19日に一夜限りの「シモシオノアカリ」という特別なイベントでインスタレーションを実施しました。今年度で閉校される栃尾市区下塩小学校の記念イベントで、トチオノアカリ協議会の西片会長からのお誘いで参加したイベントです。
私たちは視察と校長先生へご挨拶で下塩小学校を訪問して準備を開始しました。栃尾繊維を暗幕に、トチオノアカリでも展示した子どもたちによる海の生き物を学校別に貼り付け、さらに下塩小学校の先生方から子供たちへ書いていただいたメッセージの色紙を受付に飾りました。
9月末のトチオノアカリ本イベント終了後に、小学校での貼り付け作業などの準備を本格化して、10月中旬直前の現地での準備作業には3日間かかりました。
イベント当日はあいにく激しい雨でしたが、それでも669人の方々に来場いただけ、大成功でした。
石川ゼミは今後も活動を一層発展させ、栃尾地区の一層のブランディングを進めて参ります。