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長岡大学通信 電子版 Vol.12

2024年12月7日(土)にホテルニューオータニ長岡 NCホール で開催された、2024年度の「学生による地域活性化プログラム」成果発表会での各ゼミナールの今年度の活動概要や発表概要をお知らせします。
第二段は、全10ゼミナール中、2ゼミナールをご紹介です。
成果発表会の模様は、下記の日時にケーブルテレビNCT 11ch で特別番組として放送予定です。そちらもぜひご覧ください。
特別番組 2024年度「学生による地域活性化プログラム」成果発表会
前編 2025年1月25日(土)19:00~21:00 放送 |
後編 2025年1月26日(日)19:00~21:00 放送 |
スマホアプリ「NCTコネクト」からもご覧いただけます。
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01|オープンファクトリーで長岡を活性化! (栗井ゼミナール)


栗井ゼミナールでは、長岡市の機械金属産業の活性化と知名度の向上のためにオープンファクトリーを開催するという目標のもと、活動しています。
今年度は、株式会社アルモ様、株式会社長岡金型様、株式会社プレテック・エヌ様に協力していただき、オープンファクトリーを開催しました。
オープンファクトリーでは、企業説明と工場見学をしたあと、各社の製品について楽しみながら学ぶことのできる体験コーナーと企業についてより深く理解できるクイズコーナーを行いました。
(株)アルモ様では、鋳造体験、熱伝導体験、クイズコーナー、記念撮影を行いました。
鋳造体験では低融点金属を型に流し込む体験、熱伝導体験では(株)アルモ様の製品であるアルミニウム製のぐい吞みを使い、アルミの熱伝導率の高さを学ぶ体験を行いました。また、見学会終了後にフォークリフトや除雪機に乗って記念撮影を行いました。
(株)長岡金型様では成形体験、CAD体験、金型パズル・マジックメタル体験、クイズコーナーを行いました。成形体験では、金型にキャンドルを流しいれ、オリジナルキャンドルを作る体験をしてもらいました。また、CAD体験では成形体験で使用する金型の設計を体験してもらいました。
(株)プレテック・エヌ様ではタコ戦車の組み立て体験、クイズコーナーを行いました。
タコ戦車の組み立て体験では、組み立て図にしたがって、実際に戦車を組み立てて、その後、検査表に従って完成品を確認、最後にシールでデコレーションをするという体験を行ってもらいました。
工場見学会には、小学生未満のお子様から60代まで幅広い年代の方に参加していただくことができました。見学会終了後に行ったアンケートでは、「普段見ることのできない工場を見学できて楽しかった」「また参加したい」といった声をたくさんいただきました。
次年度はさらに多くの企業にご参加いただき、より大規模なオープンファクトリーを開催する予定です。このオープンファクトリーをきっかけに、長岡市の機械金属産業をはじめとしたものづくりに興味を持ってもらえるように、活動を続けていきたいと思います。



02|長岡市宮内・摂田屋地区への理解を深め、魅力を見出し、活動により地域活性化を図る (生島ゼミナール)


宮内摂田屋地区
- 宮内摂田屋地区は、江戸時代から続く酒や醤油、味噌の醸造業が盛んな地域である。
- 長岡空襲といった戦災から奇跡的にまぬがれて、まち全体がレトロチックで歴史的な町なみが残っている。
- 特に旧機那サフラン酒製造本舗の鏝絵蔵の壁画、離れ座敷、庭園など、とても独創的な建物がある。一度足を運ぶ価値のある地域である。
摂田屋の魅力とは
- 摂田屋の魅力とは「発酵文化と歴史を味わうまち」である。
- 長岡の風土がもたらす発酵文化とかつての面影を残す歴史的景観の両方を摂田屋で味わうことができる。
- 「発酵文化と歴史を味わうまち」が地域資源であり、地域活性化の鍵である。



今期ゼミで取り組んだ活動
- 今年度は前期に、「観光まちづくり」の考え方をより深く学び、地域活性化につながる活動を検討する。
- 西村幸夫著「観光まちづくりの展望」を教科書として「観光まちづくりの考え方」を習得する。読解を通じて、「観光まちづくり」統合的アプローチの「4つの柱」が重要な要素であり、各活動ではこれらの柱を意識し活動した。
- 「観光まちづくり」統合的アプローチの「4つの柱」
- 地域の個性をみつけ、みがく(地域環境)
- 地域の多様なつながりをつくり、活かす(地域社会)
- 地域の暮らしを支え、豊かにする(地域経済)
- 地域の未来をつくる人材と仕組みを作る(継続基盤)
- 「HAKKOU trip」のイベントに参加し、小学生をメインターゲットとしたワークショップを開催した。旧機那サフラン酒製造本舗の鏝絵をモチーフにしたストラップづくりや「もりとしのり」先生と連携して、「せったぽん」のストラップ・しおりつくりを行い、好評を博した。




- 悠久祭では、摂田屋地区の醤油を使ったラーメンを製造販売した。


今年度のまとめ
今年度掲げた目標は、「新しいことに挑戦する」である。結果は、達成することができた
昨年に比べてイベント参加回数は少なくなってしまったが、各々のメンバーが「やってみたい新しいこと」を話し合って活動することができた。
昨年はほとんどゼミ生のみでの活動だったが、今年は越のむらさき様、もりとしのり先生にご協力いただき、地域の方との新たなつながりを感じながら、活動することができた。