財務省 関東財務局 新潟財務事務所様の寄附講義「暮らしと行政」（担当教員：石川英樹）の11月20日（水）第9回目の授業で、農林水産省 北陸農政局様にお越しいただきました。

　第1部として、農林水産省 北陸農政局 新潟県拠点 地方参事官（支局長） 田口 将之様より「食料・農業・農村基本法の検証・見直しについて」というテーマで、ご講義いただきました。
　農業政策の基本となる食料・農業・農村基本法が改正されたこと、日本の食と農の現状及び課題とそれを踏まえた最近の施策などをご説明いただきました。学生たちは、日本の経済力と輸入額が結び付いていることを知り、日本の食と農の課題や、今後の取組に興味を持ったようでした。

　第2部として、農林水産省 北陸農政局 企画調整室 室長補佐（食料安全保障） 上田 由佳様、調整係 松下 渚様より、「食料安全保障と私たちの生活～不測の事態に備えた食料備蓄～」というテーマでグループワークを中心にご講義いただきました。

　「食料備蓄として、何日分の食料を用意する必要があるか？」、「どんなものを用意しておくのが望ましいのか」などの問いに、各グループで意見を出し合い、改めて普段から備えておく必要性を感じていたようでした。また、アルファ化米の試食もさせていただき、備蓄食品を身近に感じることができました。

（学生の感想）

• 今回の講義を聞いて、日本の農業が深刻なこと、そのために、今、取り組んでいることが分かりました。
• 防災食について、深く知ることができ、今後において今日教わった知識を活かしていきたい、と思いました。