資格検定試験にチャレンジし、スキルアップ、キャリアアップを目指す学生をサポートするため、本学が指定する資格検定試験に合格した学生に資格取得奨励金を支援しています。2023年度後期資格取得奨励金では87名から151件の申請がありました。

　２月28日（水）に行われた資格取得奨励金授与式に36名の学生が出席し、村山学長から奨励金が授与されました。

　学生を代表して、谷口桜さん（２年）は「自分自身のスキルを磨くため、また、将来のキャリアで自己の価値を高めるために資格取得を始めました。私の資格取得に向けた勉強法は『思い出す』学習法のテスト効果です。例えば、マーカーを引いた語句をシートで隠して覚えているか確認したり、テキストを読んだあとに自分で作った問題を解くなど工夫しました。また、忙しい大学生活の中で、『ミニマム勉強法』を取り入れたり、毎日短い時間でもコツコツと学習に取り組むことで、段階的な成果を上げることができました。一方で、模擬試験では得意な科目と苦手な科目で得点にばらつきがあり不安を感じたり、長期間の勉強にモチベーションを維持することに難しさを感じたりしました。しかし、それらの困難を乗り越えながら、資格取得に向けて努力を重ねることができました。今後の目標は、短期記憶だったものを誰かに説明出来るくらいの長期記憶に変化させることです。長期記憶に変化させ、将来の実務に役立てたいと思います。」と話してくれました。

　2024年度も学生の皆さんの積極的な資格取得への挑戦を期待しています。