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長岡大学通信
2023年12月26日
長岡大学通信 電子版 Vol.08

2023年12月2日(土)にホテルニューオータニ長岡 NCホール で開催された、2023年度の「学生による地域活性化プログラム」成果発表会での各ゼミナールの今年度の活動概要や発表概要をお知らせします。
第三段は、全11ゼミナール中、2ゼミナールをご紹介です。
成果発表会の模様は、下記の日時にケーブルテレビNCT 11ch で特別番組として放送予定です。そちらもぜひご覧ください。
特別番組 2023年度「学生による地域活性化プログラム」成果発表会
前編 2024年1月20日(土)19:00~21:00 放送 |
後編 2024年1月21日(日)19:00~21:00 放送 |
スマホアプリ「NCTコネクト」からもご覧いただけます。
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01|長岡市摂田屋地区への理解を深め、魅力を見出し、活動により地域活性化を図る (生島ゼミナール)


摂田屋地区とは
- 摂田屋地区は、江戸時代から続く酒や醤油、味噌の醸造業が盛んな地域である。
- 長岡空襲といった戦災から奇跡的にまぬがれて、まち全体がレトロチックで歴史的な町なみが残っている。
- 特に旧機那サフラン酒製造本舗の鏝絵蔵の壁画、離れ座敷、庭園など、とても独創的な建物がある。一度足を運ぶ価値のある地域である。



今期ゼミで取り組んだ活動
- 今年度は前期に、味噌・醬油、酒、旧機那サフラン酒製造本舗、飲食店の4つのチームに分かれて、摂田屋地区のそれぞれの魅力を調査した。
- 長岡市内の2つのイベントに参加し、旧機那サフラン酒製造本舗の鏝絵をモチーフにしたストラップづくり体験を実施した。
- 悠久祭では、摂田屋地区の味噌と醤油を使ったフレンチトーストを販売した。
摂田屋の魅力とは
- 摂田屋の魅力とは「発酵文化と歴史を味わうまち」である。
- 長岡の風土がもたらす発酵文化とかつての面影を残す歴史的景観の両方を摂田屋で味わうことができる。
- 「発酵文化と歴史を味わうまち」が地域資源であり、地域活性化の鍵である。
地域活性化のための活動
- 摂田屋フレンチトースト
- 摂田屋の味噌・醤油の魅力を知ってもらうため、悠久祭において摂田屋フレンチトーストの模擬店を開設し販売した。摂田屋の味噌・醤油の味わいをいかしたフレンチトーストの販売を通じて、それらの魅力を発信することができた。

- 鏝絵ストラップづくり
- 旧機那サフラン酒本舗の鏝絵蔵の鏝絵の魅力を知ってもらうために、プラ板で鏝絵をモチーフにしたストラップづくりのワークショップを「オトナコドモ夏祭り」、「HAKKO trip」イベントで開催し、小学生を中心に多数の参加者を得た。鏝絵の魅力を発信することができた。



今年度のまとめ
- 成果を実感することができた課題も見えた。
- ストラップ作りや摂田屋フレンチトーストでは多くの人に楽しんでもらうことができ、ストラップ作りについては鏝絵について知ってもらうきっかけになることができた。
- 企画のブラッシュアップや改良は行なったものの、昨年の企画を引き継いだことで真新しさが薄かった。
- 「HAKKO trip」では、子どもが多く訪れていることが分かり、子どもたちが楽しめる企画の必要性と重要性を感じた。
- 今後の課題
- 摂田屋の魅力を知ってもらう体験型施設の企画を立案して、長岡市に提案することを目指す。
- 来年度のイベント参加や悠久祭出店で新規の内容を検討する。
02|グラスルーツグローバリゼーション ―草の根・地域からの人類一体化の推進― (広田ゼミナール)


広田ゼミでは、「グラスルーツグローバリゼーション」をテーマに掲げ、地域国際交流を通じ、世界平和を目指しています。
世界には、約200の国家があります。
国家間の関係は、政治上層部だけが担うものではありません。
1980年代以降、『多次元外交(Multi-truck Diplomacy)』という、世界平和への大戦略を人類は確立してきました。
『多次元外交』とは、世界中の市民・民衆・民間等による、自由で、自発的な、文化交流、教育交流、学術交流、姉妹都市交流等の、重層的な人間交流を意味します。
世界中で『多次元外交』が推進され、お互いに知り合うとき、所属する国家が違っても、みな尊い使命をもった『人間』であり、平和に共生すべきだという、世界平和への偉大な精神基盤がつくられて行くと考えます。
私たちは今年度も、地域にこられた世界の方と交流し『多次元外交』を推進しました。