11月8日（水）米百俵プレイス ミライエ長岡のミライエステップにて、長岡大学地域連携研究センターシンポジウム2023「地域イノベーションのための企業連携」を開催しました。

当日は、企業・行政・市民など、約40名の方々からご参加いただきました。

今回のテーマである「企業連携」は、企業の生き残りや成長のための対応策のひとつとされています。

シンポジウムでは、新潟県内の中小企業を対象に実施した企業連携に関するアンケート調査から、さまざまな実態が浮き彫りになりました。

第１部基調報告では、企業連携に取り組んだことがある企業は全体の２割未満となっており、多くの企業が連携に関わっていないことや、他地域の調査結果と比較すると、企業連携への取り組みや関心が低いということが分かりました。

興味深い点として、アンケートに回答した企業の約半数は、企業連携に関心を持っているが実際には取り組んでいないということ。そしてその最大の理由は、取り組み方法がわからないというものでした。（シンポジウム資料19頁参照）

この結果をもとに、第２部のパネルディスカッションでは、企業連携についての実態や連携するに当たり必要な条件などについてご意見をいただきました。

今後も地域のために様々な情報を発信して参ります。

第１部　基調報告

「新潟県内の中小企業における企業連携に関する実態と課題」 長岡大学　　　　　　　　　　　　　准教授　　　百合岡　雅博

第２部　パネルディスカッション

「地域イノベーションのための企業連携」 【パネリスト】 一般社団法人新潟県中小企業家同友会　代表理事　宮崎　伸洋　氏 新潟市異業種交流研究会協同組合　　　副理事長　南　　秀樹　氏 にいがた雪室ブランド事業協同組合　　理事 雪室推進プロジェクト　　　　　　　　代表　　　松木　成徹　氏 一般社団法人燕三条青年会議所　　　　専務理事　高橋　夢乃　氏 【コーディネーター】 協同組合新潟県異業種交流センター　　副理事長　鷲尾　達雄　氏