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權ゼミナールが越後長岡酒の陣で十分杯の紹介をしました

10月6日(土)にアオーレ長岡で行われた「越後長岡酒の陣」に今年も広いブースをいただき、長岡の歴史文化遺産である「十分杯」の紹介を行いました。多くの方々に知っていただくことができました。
事前の長岡市との打ち合わせ、当日の設営、そして実演と説明を行いました。また、ゼミ生が直接作った「知足十分杯」(枡)と(株)長谷川陶器のご協力の下でできた「米百俵十分杯」(陶器)を販売しました。特に、水の切れが良く、米百俵のまち長岡を意味する「米百俵十分杯」の反応が良かったです。ゼミ生たちは説明と実演で休む間もないほどでした。
 
 
「越後長岡酒の陣」での十分杯の紹介は、權ゼミナール最大のイベントです。年表をより分かりやすくし、サイフォンの原理を絵を用いて示すなど入念な準備を進めてきました。長岡に十分杯が伝わった当時の日本社会の状況を中国の租税制度改革、オランダ東インド会社、銀の輸出と生糸の輸入、朝鮮からの銀精錬技術をキーワードとして文章にしました。これまでは日本国内の状況だけを把握しておりましたが、当時の東アジアの状況から十分杯が伝わった時代を読み解き、とても有意義な文献研究になったと小さく自負しております。ただ、これは終わりではなく、より詳細な文献研究を進めている最中です。
 
新聞社やテレビ局から取材をしていただきました。特に、2年から活動してきた4年生二人の成長ぶりには少々感動までしました。説明、実演、お客様との会話、後輩への指導。。。経験がやる気につながり、それがさらにいい経験につながっていくことを確認できたことに感動しましたし、感謝しております。

長岡大学には世界一の十分杯コレクションがあります。世界最高峰の工芸博物館であるイギリスロンドンのVictoria & Albert Museumの所蔵品よりも数においても芸術性においても圧倒する世界一の十分杯コレクションと言えます。これは郷土史家の太刀川喜三様と長岡歯車資料館長内山弘様の寄贈によって実現できたものです。しかし、これだけの素晴らしいコレクションがあるにもかかわらずあまり知られていないのが現状です。より正確に述べますと、十分杯の認知度は徐々に上がってきておりますが、長岡大学所蔵の世界一の十分杯コレクションは殆ど知られておりません。今後は長岡大学十分杯コレクションの広報にも力を入れていきたいと思います。

長岡大学教授/權ゼミナール担当 權(グォン)五景

 
長岡大学十分杯コレクション(長岡大学3号館地域交流ホールにあります。自由に見学できます。)

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